Google Analytics 中級編　「関係者のアクセスを除外する方法」

ライトアップの桑原です。私の方では、Google Analytics を利用したアクセス解析を担当しております。Google Analytics は　Googleアカウントを作成すれば誰もが無料で使え、かつ非常に高機能な解析ツールとなっています。

しかしながら、その設定方法は多少煩雑です。もちろん、弊社に代行頂き設定することも可能ではございますが、この機会に是非、GoogleAnalytics　に触れて頂けましたらと思います。

今回は前回に続きGoogle Analyticsの設定方法ですが、中級編として「関係者のアクセスを除外する方法」を紹介いたします。

初期設定メニュー（中級編）

・関係者のアクセスを除外する方法

・同じページが分散して計測されるのを防ぐ方法

関係者のアクセスを除外する方法

アナリティクスで正確なデータを取りたい時は、ほとんどの場合が社外の人を対象としていると思います。しかしWEB担当の方や制作者などは業務の都合上、自社のHPに何度もアクセスする必要があります。特に、中小規模のWEBサイトでは全体のセッションも少ないため、社内のアクセスを除外しないと誤差が大きくなってしまいます。

方法１　IPアドレスで除外する

この方法のメリットとしては、
・アナリティクス側の設定だけで完結する
・対象のユーザーが大量でも一括で除外できる

という点です、特に、会社で固定IPを所得している場合はこの方法が有効でしょう。
しかし、デメリットもあり、社内の環境から計測判定ができなくなってしまいます。
また、動的IPを利用している場合は設定に手間取る場合があります。ある程度規模が大きい企業様向けの方法と言えます。

方法２　Google　Analyticsオプトアウト　アドオンを利用する

この方法のメリットとしては、
・特定のブラウザのみを除外することができる
・設定が簡単

という点です、特定の人物しか自社サイトを閲覧しない場合や、社員数が多くない場合はこちらの方法が適切でしょう。今回はこちらの方法を説明します。

※環境はGoogle Chromeです、WEB解析に利用できる様々なアドオンが利用できるので、ぜひインストールしてください。

STEP１　Googleアナリティクスオプトアウト　アドオンにアクセスする

https://tools.google.com/dlpage/gaoptout?hl=ja

STEP2　ダウンロードをクリックする

STEP3　Chromeウェブストアに移動するので、右上の「＋無料」という青いボタンをクリックする

STEP４　追加されます

アカウントプランナー担当プロフィール

株式会社ライトアップ　コンサルティングチーム　アカウントプランナー　桒原理宏

早稲田大学卒業。株式会社ライトアップ入社後は、新規WEB事業の立ち上げ支援やコンサルティングに従事。現在はGoogle AdWords 認定資格を取得し、リスティング運用とウェブ解析を担当している。

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